人の行く裏に道ありが極意のFX

FXにおいてよくある話が、ある教材を買えば勝てそうだという相談のLINEを見かけることです。
本当に勝てるのなら、その教材を販売して稼ぐ必要はないので、詐欺だと思うべきである。本当に勝てるかもしれないと思って教材を買っても、返金請求するのが関の山である。

FXのトレードでは、多くの人がチャートと長い時間にらめっこをしています。
まるで念力で為替レートが都合のいい方向に動くかと思っているように見つめ続けます。そんな時間があるのでしたら、分析や手法を精査する時間に費やすべきです。

チャートを見る時間は状況把握と手法の選択に1分程度かかるぐらいで、そのレベルに達していないのでしたら、まだ自分で作った売買ルールがあいまいであるのですからトレードをしないほうが良いです。

FXの手法で間違っている代表格は、ドル円でいうと113円00銭や、113円50銭といったキリのいい数字がサポートや抵抗になると思ってトレードする事です。

はっきり言って気のせいです。
マーフィーの法則のバターをぬったトーストは、常にバターの面を下にして着地すると同じです。

チャートが転換したのが、たまたま113円00銭や、113円50銭のキリのいい数字で、印象に強く残っているだけです。

有名なトレーダーまで有効だと言うものだから、信じている人々が非常に多いだけです。たまたま10回程度過去を遡って検証すると当てはまっていたりするので、さらに信じこんでしまいます。
500回、1000回と検証すればハッキリします。200MAなどの移動平均線に近づいたかどうかも同様です。

FXは安易に大勢の人がやる手法をまねする事なく、自分で充分に検証して売買ルールを作るものです。人の行く裏に道ありという事です。
損切りや利益確定ポイントに指値を入れていない人はとても多く、遅かれ早かれマーケットから退場する事になります。

これは、損失を確定するのが嫌な人間の心理によるものです。
そうして、どんどん損失は膨らみ、強制ロスカットまで膨らみ続けます。
利益確定も、少し利益が出ればその利益が減るのが嫌でついつい利確してしまいます。
小銭拾いと呼ばれているもので、コツコツドカンのコツコツの部分です。

上手く利益が伸ばせても、今度はもっと伸びるのではないかと放置してしまい、レートが建値まで戻り利確できずに終わりがちです。逆に言えば、損切や利確に指値を入れている人は儲かると言う事です。

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